読書感想:この△ラブコメは幸せになる義務がある。2

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:この△ラブコメは幸せになる義務がある。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、この作品の三角ラブコメは「幸せになる義務」があるという。天馬を取り巻く麗良と凜華による三角関係はまだ始まったばかりであり、誰もが皆幸せになる義務がある。この三角関係は、文字通り、三人で幸せになるべきである。ではそこに関わってくる問題とは何であろうか。この三角関係においては、何が問題となってくるのであろうか。

 

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読書感想:冷たい孤高の転校生は放課後、合鍵回して甘デレる。

 

 人と関わることが苦手、誰かと喋っている時は僕は僕じゃない、そんな性分を抱えておられる読者様は画面の前に如何程おられるであろうか。そういう読者様がおられるのも普通の事なのかもしれない。何故ならば、人は千差万別、様々な形があるのだから。だが人は誰かと関わり続けなければ社会で生きていくことは出来ず、完璧に誰かとのかかわりを断つと言うのは、出来ないものなのである、のかもしれない。

 

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読書感想:家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです5

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです4 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、今まで姉達から出される試練を悉く乗り越えてきたノアであるが、画面の前の読者の皆様は今までの試練の内容を見てこうは思われたことは無いであろうか。意外と良心的、だと。か一方的な条件を吹っ掛けてくる姉は何だかんだとおらず、頑張ればクリア、も見えてくるものであった。しかし今巻の試練の主、五女であり偉大なる芸術家のエクレシアは違う。正しく一方的、彼女の土俵での勝負を挑んでくるのである。

 

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読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。数年ぶりのコミケも開催され暑い夏が訪れておりますが皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は何か新しい試みが出来ないかとPowerPointに手を出そうとしてみましたが、十数年ぶりのPowerPointの操作に折れて一先ず棚上げしました、真白優樹です。さて本日は、八月中旬から下旬にかけて発売される各レーベルの新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。今回は試験的に少し書き方を変えてみますので、もし意見がある方は是非教えていただけると幸いです。

 

読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

前回記事は上記となります。

 

ガガガ文庫

 

・最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室

 

・著:吉野憂先生 絵:さばみぞれ先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは第16回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞された作品となります。こちらの作品の注目点は以下の通りです。

 

・マウントという現実的にやられるとウザい事を、最強にウザいと謳われるヒロインと噛み合わせてどうするのか?

 

・ラブコメ等ではなくエンタメ、しかも頭脳戦(笑)。ストレスを笑いで吹き飛ばせるとは、どんな作風となるのか?

 

 

・SICK ―私のための怪物―

 

・著:澱介エイド先生 絵:花澤明先生

 

二作品目はこちら。こちらも同じく、第16回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞された作品となります。こちらの作品の注目点としては

 

・「私のための怪物」とは何か?

 

・主人公がひた隠しにしている真実とは何か。最終審査で物議をかもした戦慄の真実とはどういうものか?

 

となります。恐怖を武器にするだけに、背筋も凍るような面白さを期待したいですね。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・想いの重なる楽園の戦場。そしてふたりは、武器をとった

 

・著:鴉ぴえろ先生(代表作:「転生王女と天才令嬢の魔法革命」シリーズ等)

 

・絵:みきさい先生 (代表作:「魔導書学園の禁忌少女」)

 

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。こちらは先日アニメ化も発表された「転天」こと、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」シリーズで有名な鴉ぴえろ先生の新作となります。こちらの作品の注目点としては

 

・「転天」とは違いバトルを前面に出してくるようであるが、どんなバトルが繰り広げられるのか。

 

・バトルと言う要素を根底に敷いた百合とは、どんな感じになっていくのか?

 

以上となります。バトルは大好きなので、楽しみですね。

 

 

・ブロークン 落葉騎士は偽り姫に凱歌を捧ぐ

 

・著:柳実冬貴先生(代表作:「対魔導学院35試験小隊」シリーズ、「ヴァンキッシュオーバーロード」シリーズ等)

 

・絵:岩本ゼロゴ先生(代表作:「追放された落ちこぼれ、辺境で生き抜いてSランク対魔師に成り上がる」シリーズ等)

 

続きましての作品はこちら。こちらは様々なファンタジー作品で名を馳せられる柳実冬貴先生の作品となります。こちらの作品の注目点としては

 

・すでに世界は滅んでいる中、この世界を救うための手立てとは?

 

・そもそもが嘘と勘違いから始まった関係は、きちんと成り立つことは出来るのか?

 

以上となります。ダークファンタジーとの事なので、期待していきたいと思います。

 

MF文庫J

 

 

・恋は暗黒。

 

・著:十文字青先生(代表作:「灰と幻想のグリムガル」シリーズ、「薔薇のマリア」シリーズ等)

 

・絵:BUNBUN先生 (代表作:「クロニクル・レギオン」シリーズ、「結城友奈は勇者である」シリーズ等)

 

続きましては、MF文庫Jからの紹介です。こちらは様々な人気作品を手掛けられている十文字青先生の新作となります。こちらの注目点としては

 

十文字青先生とBUNBUN先生のコンビは、伝説的なシリーズ、「薔薇のマリア」以来。

 

・暗殺者の主人公と、殺し屋の少女のラブコメが果たして本当に「ちょっぴりダーク」で済むのか?

 

以上となります。大体的に宣伝もされている作品なので、期待していきたいですね。

 

オーバーラップ文庫

 

 

・学生結婚した相手は不器用カワイイ遊牧民族の姫でした

 

・著:どぜう丸先生 (代表作:「現実主義勇者の王国再建記」シリーズ、「八城くんのおひとり様講座」シリーズ)

 

・絵:成海七海先生 (代表作:「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」シリーズ等)

 

それでは最後、オーバーラップ文庫からの紹介です。こちらの作品の注目点としては

 

遊牧民族と言う滅多に見ないタイプのヒロインと、何故いきなり結婚することになったのか?

 

・姫と一般市民という身分違いのラブコメには障害が付き物であるが、一体どんな展開となるのか?

 

この辺りとなります。オーソドックスなラブコメとの事なので、期待していきたいですね。

 

以上、期待の六作品でした。では発売日を待ちましょう。

 

 

読書感想:三角の距離は限りないゼロ8

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:三角の距離は限りないゼロ7 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、いよいよ前巻で春珂と秋玻の統合が始まってしまい、遂に約束の時は来てしまった訳である。故に今巻、四季は選ばねばならぬ、どちらかを。例えそれが残った片割れを一つ消してしまうとしても、同じ陽だまりにはいられぬガラス玉を一つ落っことすとしても。では彼は何を選ぶのであろうか。全ての総決算となるのが今巻である。

 

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読書感想:楽園ノイズ5

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:楽園ノイズ4 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、この作品の主人公である真琴と彼の仲間である少女達は、音楽に生きる者である、というのは言うまでもない事である。しかし、人間は何か一つだけでは生きてはいけない。心の中にある芯、其れ一つだけでは生きてはいけぬ。だが、もしその芯が抜けるようなことがあれば、そこに残るのは何なのであろうか。彼等からもし音楽を取り上げてしまったのならば、そこに何が残るのであろうか。

 

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読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。明日のコミケと言う名の戦場に向かわれると言う読者の皆様、台風と熱気と感染症には気を付けて生きて帰ってきてくださいませ、真白優樹です。さて本日はそろそろ発売はしていますが、これを書かぬと書けないと言う事で、今月のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。

 

 

・冷たい孤高の転校生は放課後、合鍵回して甘デレる。

 

・著:千羽十訊先生 絵:ミュシャ先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しました作品となります。果たして人間嫌い同士のラブコメとはどんなものになるのか。もどかしさを期待したいと思います。

 

 

・家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです5

 

・著:kimimaro先生 絵:もきゅ先生

 

二作品目はこちら。聖剣を打ち直すためのオリハルコンを取りに行ったら、大芸術家であるエクレシアと出逢う今巻。果たして絵による対決というどう考えても不利に過ぎる勝負の行方とは。楽しみにしていきたいと思います。

 

以上、期待の二作品でした。では発売日を待ちましょう。